2014年7月12日土曜日

効率的おたくライフの過ごしかた

最近一気に蒸し暑くなりましたね。こう暑いと運動などしていなくとも水分補給は欠かせませんが、たしか水分だけでは熱中症対策にはならないのだと聞いたような覚えが。
塩分とかの補給も必要なんでしたか。糖分はどうだったろう。
……と、考えるのも面倒だし、結局は失われた成分を補充できれば良いのですから、人間が排出した水分とそれに溶けた成分を摂取するのが一番楽なわけです。
暑い中、ただ水を飲むだけでもそれなりに気持ちの良いものではありますが、暑さによって損われたQOL、Quality of Lifeの上昇もさせたいところであります。

失なわれた成分、すなわち人間が排出する水分を補給する。
私の幸せに直結する何かを摂取する。
これらを同時に成立させる何かは無いものだろうか。

そこで白いコップに注がれたジャスミンティーを飲みながら私は考えるわけです。


あぁ、幼女の天然水が飲みたいなぁ……


お久しぶりです。串カツです。
暑さで脳が膿んできているような気がしますが、いかんせん膿んだ脳の考えることですので信頼できません。よって、たぶん脳は膿んでいないのだと思われます。

それはともかく新アニメの季節になりました。
今までならそれだけで済む話でしたが、現在の私には若干余裕がありません。
引越しで自分の部屋ができてしまい、TVのあるリビングで寝られなくなったのと、通学にかかる時間が一気に往復2.5〜3時間もかかるようになってしまったせいです。
だからといって、気になるアニメの全てを追うことを諦めるわけにはいきません。時間は無ければ作るもの、という教えにより、寝る時間を削ってでもアニメは見ます。
さて、最近私の回りには「アニメは見たいが時間が無い」と宣う輩が多く居ります。嘆かわしいことです。
彼らのアニメ鑑賞には無駄が多すぎます。
今回の記事は、忙しい日常の中で如何にアニメを消化していくか、その技術を伝達すべく書くものです。
ちなみに録画前提ですので悪しからず。

■CM/OP/EDカット

流れと時間の把握

とりあえず、30分アニメについて話すことにします。
まず、CMを取り除くと大抵の場合は24分〜24分30秒ほどに収まります。
そのCMの構成がどうなっているかというと、多くの場合OP(オープニング)が90秒の後に「ご覧のスポンサー」画面が7〜10秒、この後にくるCMが60秒。
それから、AパートとBパートの間に挟まっているCMが60秒、ED(エンディング)の後にまた60秒のCM。ED後のCMの後にはCパートと次回予告と「ご覧のスポンサー」が来る場合がありますが、どういう組み合わせになるかは番組によります。
あと、これはレコーダーによって異なりますが、番組の最初に数秒のCMの断片が入ります。
視聴中にスキップする必要のあるCMはこんなところです。
あくまでこれはベーシックな構成の場合で、たとえばOP後にCMが無い場合や本編中に2度のCMを挟む場合など、いろいろな可能性があります。
また、局による差もあり、たとえばTBSだとED後のCMが90秒、番組の最初のCMも1分と数秒だったりします。
こういった構成を把握しておくことで、効率的かつ柔軟にCMスキップができるようになります。

スキップ

OP/EDは2〜3話以降は飛ばします。これにより3分の節約ができます。
これらはともに90秒(OPの場合は+8〜10秒)ですから、CMスキップとOP/EDスキップに必要なスキップ単位は、実は60秒と90〜100秒の2種類だけです。
つまり、毎回画面に貼り付かなくても一定時間でスキップは可能なのです。
ここで、CMやOPなどをチャプター機能で飛ばそうとする人もいるかもしれませんが、これはあまり良い方法だとはいえません。
局や番組によって、チャプター分割機能の働きは変わりますし、それらが常に正確というわけでもありません。
OP後にCMを挟まない番組などでは、OPから次のチャプターへ行くとAパートを丸ごと飛ばしてしまうことさえもあります。
多くのアニメを見ていると、どういう番組でチャプターが使えないのかいちいち覚えておくのは大きなコストになります。
素直に60/90秒単位で飛ばしましょう。

さて、スキップを効率化するためにすべきこと、それは「スキップの早さと画面切り替えの回数」を把握することです。
たとえば我が家で使っているSONYのBDレコーダでは、「2の早さで5回の画面切り替えで60秒未満、2の早さで7〜8回の画面切り替えで90〜100秒」といった大雑把ではあるが最適なスキップ方法を把握しています。
(この写真はSONYのBDレコーダーです)
詳細は説明しませんが、たぶんmpegの仕様のせいで厳密に時間指定したシークにはコストがかかり、「15秒スキップ」などの機能を使うとタイムロスが発生してしまいます。
できるだけ手動で飛ばすようにしましょう。結果的にその方が早いです。

■1.5倍速再生

多くのレコーダには「1.5倍速再生」のような(機種やメーカー毎に名前は違うでしょうが)、聞き取れる速さで音声付きの早送りがあります。
(この写真もSONYのBDレコーダーです)
これを利用します。
一般に、普通に人が喋っている状態の声を1.5倍速で聞きとろうとすると、練習なしには難しいです。
しかしアニメでの発声は極めて明瞭で、1.5倍速程度なら普通の人でも聞き取ることができます。
ただし、ここでテレビやディスプレイのスピーカーを用いてはなりません。イヤホンを使うのです。
耳元で広い周波数域を聞き取ることで、違和感なく1.5倍速を聞き取ることが可能になります。
慣れてしまえば早口言葉さえ聞き取ることも可能です、むしろ通常の速度で違和感を感じる瞬間さえあります。また、番組により集中することでアニメを更に楽しめるようになります。

■まとめ

  • OP/ED,CMを手動でスキップしましょう。スキップに必要な操作は体で覚えた方が結果的に所要時間は短かくなります。
  • イヤホンを使用したうえで1.5倍速再生しましょう。

これでどうなるか。
本編が24分30秒、つまり1470秒だとして計算してみます。
OP/EDが180秒、これを飛ばして1290秒。
1.5倍速再生でかかる時間は2/3、これで860秒。つまり14分と20秒です。
現実にはCM等のスキップや番組の選択にもわずかに時間がかかりますから、これを合計40秒に収めることができれば、1番組あたり15分。
1時間あれば、30分アニメが4本見られることになります。
どうですか?これなら週十数本程度のアニメなど余裕で消化できそうな気がしてきませんか?
ちなみに私は今期、30分アニメが37本、15分以下の枠のアニメが3本を観ています。
リアルタイムでの実況を考えなければ、かかる時間は週に10時間未満。意外となんとかなるものです。


そんなわけで、皆さんには「俺おたくじゃないから」を言い訳にせず積極的にアニメを見ることでQOLを上げていくことを推奨します。
それでは。アディダス! (スペイン語で「さようなら」の意)

0 件のコメント:

コメントを投稿