2013年12月29日日曜日

後編(さすがに本文が長すぎるのでタイトルは短くします)←既に長い

何の話をしていたのだったか……
たぶん
アイデア湧く→小説書きたい(脱線)
の流れだったはずなのでそこら辺の話から。

自分で小説が書きたくなるのは必然のことで、じゃあ何を書くか?
もちろん今までに溜まっていた不満を解消したいので、プログラミングメインか魔法メインの話になるわけです。
まあ魔法が絡むと俺の求める水準でのプログラミングが書けないのは火を見るより明らか、というかここでの「火」というのは現代においていまひとつ説得力に欠けるので新たな表現として「我思う故に我あることよりも明らか」とか「私が哲学的ゾンビでないことよりも明らか」などを提案したいところですが冗長ですね。ここはシンプルかつ無駄のない表現として、よくある数学書を参考に「自明である」「証明は簡単であるから読者への宿題とする」などをおすすめしておきます。

それはともかく、現実的なプログラミングと魔法とは俺の求める水準で両立しないのは自明でしたので、では別々に2作品書くしかない。
どちらを先に書こうかという話は、片方飽きたらもう片方、という風に並行して(しかし並列ではない)書けばいい話なのでここではスルー。

で、ここでやっと逸れていた話題が戻ってきてアイデアの話になるわけです。
浪人なんてただでさえ毎日試験前のようなストレスが溜まるものなのに、折しも時は冬、センターまでの日数も残りあと僅か。
まあ創作が捗るわ捗るわ。
とはいえこれはぁゃιぃお薬でブーストしているようなもので、ヒゲ生やした配管工の食うキノコと違って副作用が出るわけですが……それは我々浪人生が身を持って実験済みで、それでもこうして恥を晒してブログなんか書く余裕は残っていることがわかったので、これで後輩も安心です(何が)。


さて、とりあえず近況報告はこんなところで……あとは季節の話か。
んじゃ魔法の話から繋げます。
魔法の存在や魔法のある社会の在り方に違和感を持たせたくない、となると徹底的に設定を深めていくのが一番楽だと考え、そのやり方を試してみています。
魔法そのものの仕組みや原理の話はここではどうでもいいのでスルーして、とりあえずストーリー上、異世界が必要だろうというところまで来たわけです。
設定の都合上、地球だとか太陽系だとかの物理的な環境はほとんど同一で生物や知性だけが異なる、言ってみれば並行宇宙での地球みたいな場所を考えることにしました。

では、そこはどういう社会か? 魔法が使える人間とそうでない人間がいることにしよう。
文明レベルはどの程度か? 世界大戦で電気系の技術が一切失われるくらいの大破壊のあと再興した、中世くらいのレベルの文明にしよう。
と、いろいろ考えていて思ったわけです。

・魔法が使えるなら科学の発展の順番はだいぶ違うだろう
例えば電気なんかは電池が開発されるまで研究が大して進まなかったわけですが、もし電気を操れる(←実際には意味不明だけど。操れるのは電場か?電荷か?)魔法があったら、電池の開発を待たずに照明や有線・無線通信、モーターなどが開発されていたかもしれない。メッキもできるだろうし、そこを切り口に化学も進歩するだろう。
例えば魔法で熱を操れるなら、製鉄技術はもっと急速に発達していたかもしれない……なんて感じです。
つまり、現代の社会を基準に考えるのは全くあてにならず、中世あたりの文明を把握した上で自分で進歩を考える必要があるわけです。
さてここで問題。

Q. 俺の世界史テスト最低点は?
A. 11点

というわけで、国高時代に地理・歴史を真面目にやってこなかったことを今更ながら後悔しています。
自分で本を読んで知識を得ようにも、

「糸を『ほぐし』、繭から『巻き取る』様子をアリストテレスが記録している。」[4] ……アリストテレスっていつの時代のどこの人だっけ?
「第一次十字軍が組織され、ヨーロッパ人は小アジアで、シリアで、パレスチナで反攻に転じていく。」[4] ……はぁ。それどこ?

こんな調子で読んでるので一向に頭に入ってこないのです。
ほんと、世の中いつ何が役に立つかわからないですね。
真面目に勉強しておくものです。
ただし古文漢文、テメーらはダメだ [5]。

・そもそも暦が違うよね
そもそも曜日というのが宗教的な理由で定められたもので、週が7日である必然性あるか? 春分日が3/21である必然性はあるか? と考えれば当然無いわけです。だって俺無宗教だし。
(もっとも、存在するとは知覚されることだ、と考えれば今の世界を存在させているのは自分の意識であるから、つまり世界は俺が存在させている! 崇めよ、我こそ神なり!! ……という発想もできるのですが。)
それでも今の暦が使われ続ける理由は、強いて言えば過去の暦や文化・慣習との適合性の問題。つまり旧弊を引きずっているのです。
世界ではより良い暦を作ろうなんて活動がいくつかあって、そういったものの中には「年によらず日付と曜日の対応が一定だからカレンダーを作り直す必要がない!」みたいな暦もあります。
文明をリセットできるくらいの武力のある文明なら、暦とかの運用も少しは合理性重視でやってるんじゃないの? とか考えたところで、ならば自分で暦を作ってみようということになり、ついこの前簡単に作ってみました。
冬至が1/1、閏年はグレゴリオ暦でなく修正ユリウス暦を参考に、曜日と日付の対応を一定に、休日は現代の暦に近くして30%、閏年で増える日は11月に挿入、12月は必ず30日、四半期の日数を均等に……といった感じです。
もっとも、そちらの分野に詳しい知り合いがいないので妥当性のほどはわかりませんが。
とりあえず、自分が日常的に受け入れているシステムや慣習が、どれだけどうでもいい文化や歴史に引きずられているかというのがよくわかりました。
ほんと常識は一度は必ず疑った方がいいです。

・言語
合理性を求めて暦を作ったとなると、やはり文化・文明の根幹たる言語も同じ視点で見てみたくなるわけです。
計画言語(人工言語とも言う。特にその中でも国際補助語)にもいろいろあります(InterlinguaとかBasic EnglishとかEsperantoとか)が、おもしろいものを見つけました。それは

ロジバン(lojban)

です。解説はgoogle先生やwikipediaに任せるとして、個人的に面白いのが、文構造の「括弧開き/括弧閉じ」を表現する語が存在すること。だから例えば日本語で発生する
「頭が赤い魚を食べた猫」
の解釈の問題[6] みたいなのが発生しないわけです。
あとは、述語論理ベースになってるとか。まあここら辺はプログラマとして見たときに構文解析しやすそうだなー、とかの話ではありますが、つまり文構造の曖昧さが排除できるってことです。
もちろん人間が使う言語なので意味の曖昧さをわざと残すことも可能で(というかそうでないとまともに喋れない)、実によくできた言語です。
あと、例えばエスペラント語では少なからぬ語が英語などのそれを取り込んだものだったりしますが、ロジバンではそういうところの中立性にも気を配っていて、「あからさまに○○語由来っぽい語」みたいなのがありません。

なんか若干話題が逸れた気もしますが、要するに「異世界の進んだ文明が合理的かつシンプルで実用的な共通語を作ろうとしたらまさにこんな感じだろうな」というイメージにジャストミートする言語が見付かって嬉しいな、という話でした。
(ちなみに、合理的とかシンプルとかを気にしなかった場合、人工/自然に関わらず異世界っぽい言葉はもっと沢山あると思われます。)
あと、また話が逸れますが、言語といえば、
『図書館の魔女』 [7] と『言語都市』 [8]
の2作がすごく面白かったので是非読んでみると良いと思います。
というかこんなクソみたいな記事を読む暇があるのなら絶対にこれらを先に読むべきです。

……そろそろ文明の話はいいですかね。ネタはまだまだあるのですが。
というか季節のネタじゃなくて暦のネタになったけど、まあいいか。許してちょんまげ [9]。


あと、時事ネタか……まあ「許してちょんまげ」とか使ってしまう時点で流行に疎いのはバレバレですが、俺の中で時事と言えるのは政治かラノベ新刊かアニメ新番組くらいなものなのでアニメの話しましょう。
一日中PCに向かっていることが苦痛でないインドア派俺にとって季節がどうでもいいものかというと、実はそんなことはありません。
正確には、旬だとか季節感だとかは本当にどうでもいいのですが、
・本や光学メディア保管やPCの寿命を縮めないための湿度と温度の管理
・新番組(アニメ)
この2点において、そしてただそれだけの理由で季節は意識します。

というわけで、今週も多くのアニメが最終回を迎え、来週から新番組が始まります。
四半期ごとに入れ替わるアニメにも流行みたいなものがあって、まあ主にメディアミックス(コミカライズ、ノベライズ、ゲーム化等)の活発さ、二次創作の活発さ、セリフやネタの活発さ等を調べることでおおよその流行度を確かめることができます。
セリフは2013秋で言うと「にゃんぱす」とか、少し前だと「駆逐してやる」「僕と契約して○○になってよ!」「あたしって、ほんとバカ」、かなり昔だと「嘘だッ!!!」「それと便座カバー」などでしょうか。最後のは少し違うかもしれないけど。
メディアミックスなんて最近は(もしかして随分昔から?)当たり前のように行われていますが、まあ活発度の差はあります。
二次創作は画像投稿サイトと同人誌即売会を見るのが早いですね。
そういえば今日からコミケでした。これは立派な時事ネタですが、残念なことに俺は行けないので……(当たり前だ)
今回の参加者数は何人になるのでしょうか。コミケはメッカの巡礼に続いて世界2番目の動員数らしいですね。たしか今年の夏は参加者59万人だったとか。
日本で最下位の鳥取県の人口が59万人くらい(2010年)なので、かなり笑える状況です。
来年こそは行きたいなぁ。

俺が特に好きな/期待するアニメは、癒されるものが多いです。最近だと、きんモザ、にゃんぱす、GJ部あたり。
百合+日常系も好きですがここで引かれるのもアレ(今更か)なのでおいといて、特に好きなのは獣耳(ケモミミ)。
ケモミミいいですよね。2013秋はOBCと東京レイヴンズがケモミミ担当でした。2014冬は東京レイヴンズの続きと、ウィッチクラフトワークスらしいですね。楽しみです。過去の作品だとDOG DAYSなんかが最高です。
ただ、ケモミミ自体もいいけど、やっぱモフモフの尻尾は外せませんね。本物の猫が嫌いなこともあってか、俺が好きなのは猫耳ではなく犬/狐系ですが、あのふかふかの尻尾をもふりたい。枕にして寝たい。
エキノコックスがどうとかのツッコミはしないでください。RPGの主人公がトイレに行かないのと同じことで、二次元に寄生虫なんて概念は存在しません。というか寄生虫はそれはそれで興味深いので寄生虫アニメとかあったら間違いなく見ますね。ひぐらしか。


これで季節と時事ネタはOK。ノルマクリア達成だドン!
次は頑張って読むに堪える短い文にします。

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[4] 大聖堂・製鉄・水車 中世ヨーロッパのテクノロジー (講談社学術文庫、ISBN978-4-06-292146-6)
[5] http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E3%81%9F%E3%81%A0%E3%81%97%E3%81%A4%E3%81%91%E3%82%82%E3%81%AE%E3%80%81%E3%83%86%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%81%AF%E3%83%80%E3%83%A1%E3%81%A0
[6] http://togetter.com/li/567493
[7] 『図書館の魔女』 http://book.akahoshitakuya.com/b/4062182025 / http://book.akahoshitakuya.com/b/4062182033
[8] 『言語都市』 http://book.akahoshitakuya.com/b/4153350087
[9] http://www.weblio.jp/content/%E8%A8%B1%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%A1%E3%82%87%E3%82%93%E3%81%BE%E3%81%92

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来週もまた見てくださいね〜!
じゃーんけーん……髪の毛何本!(両手のひらを向き合わせ指を互いの手に向けて乱雑に動かし、モジャモジャとした様子を表現するジェスチャー。悪戯に成功した小学生のようにニヤニヤした表情で)
うわぁ、おまえの髪の毛{0、2、5から選択}本なのかよーーwww
うふふふーー(笑)

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