串カツに負けじとどーでもよいことをとうとうと
深夜テンションで書き連ねるDJ Zumiによる深夜評論番組"Zumi night ch"
本日は題して「現代ロック論」
まず、ロックとはなんだろうかー。
一般的には、ゴスペル、ブルース等が融合されて生まれたロックンロール及びその発展系のものを指す、が
定義はごく曖昧である。
一体何処からがロックンロールでどこまでがブルースなのか…
大体こうしたものは徐々に変化していくもので、境界がつけづらい。
だが、一つ俺には持論がある。
ズバリ、ロックの定義とは、その「左派的要素」「革命的要素」にあると…!
かつて一世を風靡し、今尚その影響力を残す近代ロック史を代表するロックバンド、ビートルズ。
彼らが活躍した70年代は、まさに革命と主張の時代ではなかったか。
安保闘争や、アメリカのベトナム内戦介入等を受けて、社会に対し変革を求め続ける運動が…(以下略)
もともとロックというのは起源としてイギリスのユースカルチャー、カウンターカウンターの中で生まれたものである。
近代化の中で市民を抑圧する社会体制を打ち破ろうとする性質を帯びたものである。
そう考えると70年代はロック最盛期であり、確かに多くのロッカーを生み出してきたし、未だに彼らを、ビートルズを超える存在は現れない
その意味で、ロックの時代は終わった。ロックは死滅したのだ。
かつて、ロックは常に新しい物を、求め現状に甘んじることはなかった
ロックが死滅した現代:ポストロック時代においても
「ロック」というジャンルは存在するが…
俺に言わせれば大半がディストーションやオーバードライブ、ハイゲインアンプに頼り「このサウンドこそロック」と形式にこだわり革新を失ったえせロックである。
勿論、実際に社会に変革を求めるようなロッカーは今でも存在する
しかし時代が違う。
今の時代は、もう革命を起こす対象がないか、あるいは起こしても無駄だ、という冷めた時代ではなかろうか。(一部のグループについていえば例外は多々あるが全体的に)
いずれにせよ社会に逆らうのでも従うのでもない、というか、一言で表すなら「無関心」それが今の時代だ。
それではロッカー達はほそぼそとやっていくしかない。もはやお呼びでないのだから。
彼らが胸を張ってロックするにはロック時代の再来を願う他ない。
売れること、大衆に迎合することを目的としてはロックではなくなるからだ。
俺は、彼らはこの
ポスト・ロック時代で、自分自身のロックを貫いていく他ないだろう。
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